「滝」の季語と季節について

「滝」を歳時記で調べると、滝の他に飛瀑(ひばく)や男滝(おとこだき)などと言った季語も紹介されています
聞きなれない季語であるため、初めのうちは戸惑ってしまうのではないでしょうか
ここでは、初めて目にする季語でもすぐ使えるように、子季語の意味をまとめておきます

意味を理解して使えるようになると、俳句の幅も広がるはずですし、俳句が楽しくなるはずです

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■夏の滝

滝(たき)
水流がほぼ垂直に落下するところ。河床の高さに落差がある場合に生じる

瀑布(ばくふ)
高い所から白い布を垂らしたように、直下する水の流れ。滝。飛泉

飛瀑(ひばく)
高い所から落下する滝。

滝壺(たきつぼ)
滝が落ち込んで深い淵(ふち)となった所。

滝しぶき(たきしぶき)
滝のはねあがる水

滝風(たきかぜ)
滝が流れ落ちる時に生じる風

滝の音(たきのおと)、瀑声(ばくせい)
滝が流れ落ちる時に生じる音

男滝(おとこだき)
一対の滝で大きい方

女滝(おんなだき)
一対の滝で小さい方

滝見(たきみ)
滝を見物すること

滝涼し(たきすずし)
滝のもとでとる涼み

滝道(たきみち)
滝の道

滝見茶屋(たきみじゃや)、滝殿(たきどの)
滝を見るために、滝の近くに建てられた建物。暑さをはらうためのもの。

滝浴(たきあび)
暑中に涼を求めて滝に打たれること。修行のための滝浴は季節に関係なく行われるが、滝垢離・滝行者も含めて夏の季語としている。

滝垢離(たきごり)
滝で行なう垢離(ごり)
垢離とは、神仏に祈願する前に海水や冷水を浴びて、心身の汚れを落とし、清めること。水ごり。

滝行者(たくぎょうじゃ)
滝にうたれて修行する行者のこと

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■冬の滝

凍滝(いてたき)、氷瀑(ひょうばく)、滝凍る(たきこおる)、冬滝(ふゆだき)、寒の滝(かんのたき)、氷り滝(こおりだき)
滝が氷結すること。また、氷結した滝のこと
流れ落ちるまま氷った姿は壮絶で美しい

鳴滝の大根焚(なるたきのだいこたき)
十二月九日・十日京都鳴滝了徳寺の行事
建長四年親鸞上人を大根煮でもてなしたという故事にちなむ
朝から人々の行列が出来、大鍋から飴色に炊けた青首大根と揚豆腐が手際よく椀によそわれ、参詣者に施される
中風のまじないともされる

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