「天の川」の季節ごとの季語

四季で見られる季語

俳句では「天の川」といえば秋の季語ですが、天の川は冬の季語にもなっています
ここでは、それぞれの季節の天の川と、その意味を紹介しています
俳句作りの参考になさってください

(秋の季節の)天の川

天の川(あまのがわ)、銀河(ぎんが)、銀漢(ぎんかん)、星河(せいが)、明河(めいが)、銀浪(ぎんろう)、雲漢(うんかん)、天漢(てんかん)、銀湾(ぎんわん)

これらの季語は全て、天の川を指す
天の川は、初秋の澄み渡った夜空に帯状に横たわる無数の星で、川のように見えることから「銀河」「銀漢」などとも呼ばれる
七夕伝説の織姫と彦星を隔てる川で、年に一度だけ旧暦七月七日の夜に、この川を渡り逢うことができる

河漢(かかん)

天の川の別名
漢水(中国にある川)の果ては天の川に続いているという伝説から

(冬の季節の)天の川

冬銀河(ふゆぎんが)

冬の夜空にかかる天の川のこと
冴え冴えとした趣がある
秋の天の川と違っていくらか明るさが弱い

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