俳句の疑問(作り方)

俳句の疑問(作り方)

冬の沖縄で、春の桜を見た場合に詠んでいいの?

冬の沖縄で、春の桜を見た場合に詠んでいいのか?と疑問を持つことがあると思います この場合、詠んでも問題はありません 俳句で春の季語を詠んだ場合は、実際にその時期がたとえ冬だったとしても、春の句となりますし、鑑賞する人も春の句として読みます ...
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俳句で使われる「季語(きご)」ってなに?

前回俳句の重要ルールは「季語」と「5・7・5」の2つと説明しました >>>ここでは、どの俳句作品にも必ず入っている「季語(きご)」について説明をします ■季語ってなに? 「季語」は、春・夏・秋・冬(+新年)の季節を表す単語をいいます 例えば...
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季語の「桜散る」は動詞としてカウントされる?

季語の「桜散る」は動詞としてカウントされるのか?についてですが 動詞としてカウントされます 俳句では動詞が複数あることが嫌がられるので 季語である「桜散る」は、できれば動詞としてカウントされなければ良いな、と期待を持ってしまいますが 動詞と...
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俳句で「ゃ・ゅ・ょ・っ」を小書きにしてはいけない?

俳句では多くの作品が、「ゃ・ゅ・ょ・っ」などの小文字を大文字書きにしています ただ、大文字書きにされた俳句が読みづらいものです 電車いままつしぐらなり桐の花  (「まっしぐら」を「まつしぐら」と書いている) 紫蘇畑こんにやく畑昼の雨    ...
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季語を上五に置くか、下五に置くかの効果の違いは?

俳句を作っていると、季語を上五に置くか下五に置くか迷うことがあります 置く場所によって次の効果があります 【上五に季語を置く】 いち早く読者に季語が提示されるので 読者は〇〇についての句なのだと理解した状態で読め進められます そのため、句が...
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俳句の描写にはどんな方法があるの?

一口に描写といっても、描写は広義の意味であって狭義では「人物描写」「心理描写」など色々な「描写」が存在します 漠然と描写をしなければ、と思うのではなく この句では「人物描写」、この句では「心理描写」をしよう、と細かく設定することで より自分...
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俳句での描写のメリットとデメリットとは?

俳句では色々な先輩から「描写をしましょう」と指導を受けます このように言われ続けると、描写は絶対無二の表現方法のように思ってしまいますが 描写にもデメリットはありますので、理解をしておきましょう 描写のメリットとデメリット メリット 描写は...
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俳句の説明と描写の違いとは?

俳句は説明ではなく描写(びょうしゃ)でしましょう、とよく言われます しかし、何が説明で何が描写なのか分からない、という人もいるのではないでしょうか 説明と描写の違いを表にしましたので、一度確認しましょう 説明 描写 映像が見えない文章 映像...
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俳句では動植物をカタカナで書いてはいけないの?

俳句では動植物をカタカナでは書きません例えば、「兎」を「ウサギ」とは書きません 俳句を始めて間もない時期では、難しい漢字を書くより、カタカナ表記の方が鑑賞者にも優しいのでは?と思うこともあります「蜥蜴(とかげ)」「翡翠(かわせみ)」「水鶏(...
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「参る・詣る・参詣・参拝」などの違い

「参る」は、お寺をお参りすること。「詣る」は、神社をお詣りすること。「参宮」は、神社(主に伊勢神宮)へ参詣すること。ほか「参詣」「参拝」などの意味を表にまとめています。