254 俳句で使われる「季語(きご)」ってなに?

ここでは、どの俳句作品にも必ず入っている「季語(きご)」について説明をします

■季語ってなに?
「季語」は、春・夏・秋・冬(+新年)の季節を表す単語をいいます
例えば、有名なものとしては「桜」があります
「桜」と言えば、多くの人が「春」を思い出しますよね?
ですから、桜は春の季語となっています
同じように「雪」と言えば「冬」を思い出しますので、雪は冬の季語になっています
このように、春夏秋冬それぞれの季節を表す単語が季語となります

■季語の調べ方
俳句を作ったとき、「この俳句の季語はどれだろう?」と思うことがあります
また、素朴な疑問として「自分の知らない季語は、どのようなものがあるのだろう?」と思うことがあります
「桜」や「雪」のほかに、一体どのような季語があって、どのように探し出せば良いのでしょうか?
ここでは、季語の調べ方を3つ紹介します
こちらの「季語の一覧ページ」では、春夏秋冬の季語が一覧になっているので、どのような季語があるのか分かります
意味の分からない季語もあると思いますが、それぞれの単語をクリックすると、グーグル検索で「○○(季語)とは?」というように、季語の意味を検索してくれますので便利です
歳時記は、季語やその季語を使った俳句作品が掲載された本です
春夏秋冬(+新年)に関わる季語が平均5000語程度掲載されています
初めて買う場合は写真付きで、分かりやすい作品が掲載されているものを選ぶとよいと思います
「四季を語る季語」は関連本としては日本一の季語の収録数で24000語以上が掲載されています
歳時記では意味の書かれていない季語にも、意味が書かれています
現時点で電子書籍でしか販売はされていませんが、Kindle Unlimitedに登録されている人は無料で読めるので、おすすめです

■季語は必ず俳句に入れなくてはいけない?
俳句を作る際には季語を入れた方が良いと言われますが
必ず入れなくてはいけない、ということではありません
ただ、入っていれば、それなりのメリットはあります
メリットは、季語を使うことでより多くの事を伝えることができるということです
例えば、季語である「桜」という言葉を見たときに、日本人は多くの思い出や、風景を連想します
「虫の声」という言葉を見たときに、虫が鳴いている様子や、周りの寂しい風景も思い浮かべます
このように、季語の中には、季語の文字数を遥かに超える情報が含まれています
一方で、季語とは関係のない(季節を連想させない)言葉からは、そのような情報は多く感じられません
例えば、「石」「車」「椅子」といった言葉から、日本人が共通して感じる思いはあまり無いといえます
俳句は、たった17音しか使えませんが
季語の中に含まれた、日本人に共通する思いや風景などの情報を利用することで、(鑑賞者に想像させて)多くの事を伝えることができるのです

■季語を入れることで、言葉を省略できる
また、季語を入れることで

「いつ」「どこで」「なにが」
という情報を
省略することができます
例えば「川鵜」という季語を俳句で使った場合
川鵜という季語があるだけで
いつ(夏)
どこで(川で)
なにが(鵜が)
という情報を伝えることができますので
後は(川鵜が)「どうした」と言うことだけを言えば、俳句になるのです
「川鵜」が → 「どうした」
通常、わたしたちが書く文章は

「いつ」「どこで」「なにが」「どうした」
という構成を持っています
これを17音の俳句の中に詰め込むことは到底不可能です
しかし、季語が「いつ」「どこで」「なにが」という情報を言ってくれれば
17音でもかなり多くのことが言えるようになります
これは季語の最大のメリットと言えるかもしれません
俳句作品の中には、もちろん季語を入れていない作品も多くあります
ただ、初めのうちは、季語を入れて俳句を作った方が良いでしょう
俳句を作り続けて行く中で、季語が不便だと感じるようでしたら
その時は季語を入れない俳句を作れば良いのだと思います

こちらは季語の一覧ページです

季語をクリックすると、その季語をGoogle検索できます
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