俳句の疑問

俳句の疑問(作り方)

俳句で擬人化はいけないの?

俳句では擬人化や比喩が嫌われる傾向があります嫌われる理由の一つですが、擬人化や比喩というのは、あくまでもその人の主観的な表現になる、と言うことがあげられます蛙が寂しく鳴いている雲が綿あめのようだなどの表現は、良く考えてみると、作者だけの主観...
俳句の疑問(作り方)

悪い俳句ってなに?

悪い俳句を紹介する前に、まず良い俳句の条件を挙げてみます 読み手の視点に立つと、以下の3つの要素を満たしている俳句は、読んでいて心地が良いといえます ・読みやすい:つまずくことなく流れるように読み進められる ・分かりやすい:一度読んだだけで...
俳句の疑問(作り方)

俳句の多作多捨とは?

多作多捨の読み方は「たさくたしゃ」です 俳句の世界でよく使われる言葉です 俳句の上達のためには、作品を多く作り、駄作はどんどん捨てましょうという意味です 波多野 爽波(はたの そうは)は多作多捨を身上とした一人です 現在、多作多捨の必要性は...
俳句の疑問(作り方)

俳句の連体形止めは良いか?悪いか?

俳句の連体形止めについて俳句の連体形止めは余韻がでると言われていますがこれは、連体形の使い方によって変わってくると思いますそれぞれの使い方を見ながら、考えたいと思います ①名詞 + 連体形止め 名詞 + 連体形止めで作られた俳句です秋風の ...
俳句の疑問(作り方)

俳句では皆「漢字」と「ひらがな」どう使い分けてるの?

俳句を作る際の「漢字」と「ひらがな」の使い分けを紹介しています。「漢字」「ひらがな」のそれぞれの効果や、デメリットなどのほか、漢字だけの俳句、ひらがなだけの俳句などを紹介しています。
俳句の疑問(作り方)

俳句での挨拶句って、なに?

俳句は通常すべて挨拶といえます 自然を詠む場合は、自然への挨拶を込めて句を作ります 日常を詠む場合は、人間に対して「いいお天気ですね」「暖かくなりましたね」という挨拶を込めて作ります ですから、わざわざ俳句を詠むときに「挨拶として詠んでいる...
俳句の疑問(作り方)

俳句で字余りは上五が良いと言われる理由は?

「俳句では字余りや字足らずをしないこと」「字余りをするならなるべく上五ですること」 俳句を始めたばかりの人は先輩から、「字余り」について一度はこのようなことを言われているのではないでしょうか 一体ここで言う「字余りをするなら上五でしなさい」...
俳句の疑問(作り方)

「うそ寒(うどざむ)」の「うそ」はどういう意味?

季語には「うそ寒(うそざむ)」という言葉がありますが「うそ」は「薄い」が変化したもので「薄ら寒い」の意味となります嘘のように寒い、という意味ではありません「うそ寒い」は「心が寒々する」といった心情を表す意味でも使われます「何となく、うそ寒い...
俳句の疑問(作り方)

季語の「秋色」ってどんな色?

季語の中には「秋色」という言葉がありますが、これは特定の色を指したものではありません秋の景色や気配という意味で、「それらしい様子」ということです「顔色をうかがう」と言うときにも「色」を使います感情の動きが顔に現れた様子を指す言葉ですが、これ...
俳句の疑問(作り方)

俳句は「出(い)づ」と「出(い)ず」のどっちらを使う?

「出(い)づ」と「出(い)ず」の、2つの表記がありますが 文語で俳句を作るときは「出(い)づ」を使います 「出(い)ず」は、歴史的仮名遣いの「出(い)づ」を、現代仮名遣いに従って表記したものです 歴史的仮名遣いの「出(い)づ」を、無理やり現...