俳句を作る

俳句を作る

体験したことをメモにとっておくと、全て俳句の材料になる

句の材料が見つかったら、気が付いたこと、感じたことをどんどんメモにとりましょう 難しく考える必要はありません、見たままの様子や動き方など 気が付いたことを書き留めるだけです このように書き留めたタネは、後々で俳句を作る際の貴重な材料になりま...
俳句を作る

俳句で「色を組み合わせて」作る方法

俳句を鑑賞していると、たまに美しい色彩が脳裏に浮かぶ作品があります これを意識的に俳句作りに応用する方法を紹介します 具体的には、季語の色と、取り合わせる物の色を意識して作ります 季語に「夏の雲」を選んだ場合、読者の頭の中には白が浮かぶので...
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俳句で省略をする理由と方法

ここでは、次の二点を記事にしている①俳句で省略をする理由②俳句で省略する方法①俳句で省略をする理由俳句では、よく省略をしなさいと言われる省略をした俳句は、鑑賞者の想像の引き金になるから それを狙って省略をするように言われる 例えば 桜が風に...
俳句を作る

「俳句は頭で考えないこと」の意味

「俳句は頭で考えないこと」とよく言われます 初学者がこのように注意を受けると 「頭で考えるなと言うけれど、他の人も机で作っているのだから、頭で考えているのでしょ?」と思う人もいるのではないでしょうか 結論を言ってしまうと、確かにその通りです...
俳句を作る

俳句では、深く観察すると良い俳句が作れる

俳句を詠むときは、深く観察をすること 例えば、天道虫のはねの星を詠むのであれば、星をよく観察をして、発見したことを最低でも10個は上げること 発見の数が多いほど、深い観察をしている、そう考えてもいいでしょう 深く観察をすると、様々なことが見...
俳句を作る

俳句の初心者は「一物仕立て」で作った方が良い?

俳句の作り方には、「一物仕立て」と「二物衝突」があります 簡単に言うと「一物仕立て」は季語そのものを詠むのに対し、「二物衝突」は季語と別のものを取り合わせて景の広がりを出す詠み方です どの本も、初心者には「一物仕立て」の俳句は難易度が高すぎ...
俳句の直し方

俳句で推敲をするときは、一番言いたいことが何かを忘れないこと

推敲で語順を変えるとき、句の中心を意識せずにこねくり回してしまうと、句の中心が別のものになって、自分の一番言いたかったこととは違う句になってしまうことがあるので注意しよう例えば次の句晩秋を落ちる夕日の速さかなこういう句を作ったとき、自分は一...
俳句の直し方

「何をどうする」の文は助詞を変えよう

「何をどうする」の一文は、助詞の「を」を「が」に変えられないか考えてみよう餅を食う → 餅が口の中蝶を捕まえる → 蝶が網の中水をすくう → 水が手の上月を見上げる → 月が真上に「何をどうする」の一文が入ると、説明的な俳句になりやすい助詞...
俳句の直し方

俳句での省略は、助詞の「が・を」がやり易い

俳句で一音を省略したい場合は、助詞の「が」「を」を省略できないか確認しよう助詞は「が、を、の、に、へ、と、より」など色々あるが「が」「を」は省略しても意味は通じることが多い例を見てみよう鳥が飛ばず  →  鳥飛ばず浜が暮れる  →  浜暮れ...
俳句の直し方

俳句で散文表現をギュッと縮める方法

長い散文のような表現になってしまったときは「主語+名詞」だけで納めることができないか確認しよう「風花が舞う広い空」というような文であれば、「風花の空」とまとめてしまえばすっきりするし、余った音数で別のことが言える「主語+名詞」を意識して、文...