木幡 忠文

俳句を作る

俳句での7つの省略方法

俳句はいかに省略できるか、と言われます 省略すれば音数を節約できるし、表現もすっきりします 表現がすっきりすれば、読者の印象にも強く残ります なので、初心者でも簡単にできる省略の場所をあげてみます ① 「ごとき」「ような」を消す 雪のような...
俳句を作る

俳句の作り方「良い句をまねる方法」

「いくら俳句を作っても、良い句が作れない」 「思ったような句がどうしても作れない」という方のために 自分が目指している句に近い句が作れるようになる方法を紹介します 一度やり方を覚えてしまえば、繰り返し使うことのできる方法となります ここで紹...
俳句を作る

俳句の初心者は「一物仕立て」で作った方が良い?

俳句の作り方には、「一物仕立て」と「二物衝突」があります 簡単に言うと「一物仕立て」は季語そのものを詠むのに対し、「二物衝突」は季語と別のものを取り合わせて景の広がりを出す詠み方です どの本も、初心者には「一物仕立て」の俳句は難易度が高すぎ...
俳句を作る

俳句で読者の頭に景を浮かばせる3つのポイント

俳句を作っていると、先輩方から 「一読して明確な景が浮かぶ句を作るように」と指摘を受けます言い方を変えれば、読者の頭に景色が浮かぶように俳句を作りなさい、ということです では、一読して明確な景を浮かばせる俳句を作るには、どうすればよいのでし...
俳句を作る

俳句で「新しい発想」を出す方法

俳句で新しい発想を出すためには「とにかく量を出す」ことが大切です 数多く出せば、その中に必ず面白い発想の句があるからです ただ、その場で作らざるを得ない句会などでは、そのような手間のかかることはやっていられません そんな時は、「切り口」を意...
俳句を作る

俳句では「思い込みを裏切る」表現を意識しよう

俳句を作る時、どうしても思い込みで作ってしまいがちです桜 → 儚い雲 → 白い太陽 → 眩しい世間一般で言われていることを、そのまま疑わずに俳句の中で使ってしまうのですがそれでは、「誰もが言っている俳句」「皆と同じ俳句」から、いつまでたって...
俳句の直し方

俳句では、下五の「~ゆく」は削ったほうが良い

下五でよく「過ゆく」や「走りゆく」などのように「~ゆく」を使った俳句が見られますが、「~ゆく」が絶対に必要でない限り、思い切って削りましょう なぜ削るのか、ですが 多くの場合「~ゆく」など無くても意味は通じるからです 「過ゆく」や「走りゆく...
俳句の直し方

俳句で散文表現をギュッと縮める方法

長い散文のような表現になってしまったときは「主語+名詞」だけで納めることができないか確認しよう「風花が舞う広い空」というような文であれば、「風花の空」とまとめてしまえばすっきりするし、余った音数で別のことが言える「主語+名詞」を意識して、文...
俳句の直し方

俳句で語順を変えた後にチェックしたい3つのポイント

俳句の語順に悩んで、単語を何度も入れ替えた経験のある人はいると思います 何度も入れ替えるたびに、ますます頭がこんがらがってしまい どうすればよいのか分からなくなってきます そのときは、次の点を確認をするのも有効な手です ①語順を変えたことで...
俳句の直し方

俳句を作るとき、言葉を省略するのはここ

俳句ではなるべく「言葉を省略することと」と言われます しかし、俳句を始めたばかりの人では、どの言葉を省略どのすば良いのか分からないと思います ここでは、例句をまじえて省略ポイントを解説します 具体的には次の部分を省略すると上手くいきます 例...