「葛藤、青葛、葛籠葛」が同じ季語で載っているけれど本当?

 

葛藤(つづらふじ)という晩夏の季語があります

ツヅラフジ科の落葉蔓性植物です

 

この葛藤(つづらふじ)の関連季語として、青葛(あをかづら)、葛籠葛(つづらかずら)などが歳時記に掲載されています

 

葛藤(つづらふじ)は、「葛」を「つづら」と読み

青葛(あをかづら)は、「葛」を「かづら」と読む

葛籠葛(つづらかずら)は、「葛」を「つづら」、「籠葛」を「かづら」と読んでいるため

何かの表記間違いや、別の植物が紛れ込んでいるということはないのかな?と思って調べました

結果、それぞれの関係は次のようになっていることが分かりました

 

葛藤(つづらふじ)の別称に、青葛(あをかづら) 1)

葛藤(つづらふじ)の仲間に、青葛藤(あおつづらふじ) 1)

青葛藤(あおつづらふじ)の別称に、葛籠葛(つづらかずら) 1)

 

このようにも書けます

 

葛藤(つづらふじ) = 青葛(あをかづら)

   ↓

   ↓仲間

   ↓

青葛藤(あおつづらふじ) = 葛籠葛(つづらかずら)

 

 

 

読み方はどれも正しかったです

別の植物が紛れ込んでいるということでもありませんでした

 

それぞれの関係性が分からなかったため、探すのに苦労しました

葛藤(つづらふじ)と葛籠葛(つづらかずら)が、離れた位置にあるため

2つが直接に繋がるような情報は見つからないですし

歳時記では繋がりの中心にある青葛藤(あおつづらふじ)が抜けていたため

余計に探す時間をとられました

 

同じ疑問を持った人が、同じように無駄な時間を費やしてほしくないので記事にしました

 

植物は多くの別称を持っているため、難しいです

 


 

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1)動植物名よみかた辞典 普及版.日外アソシエーツ. https://kotobank.jp/dictionary/animalsandplants/ (参照:2024.04.08)






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