6音の季語は、ここに置くと作りやすい

俳句作り

 

 

6音の季語を置く場所

まとめ

6音の季語の紹介

ほかの音数の季語の置く場所(記事リンク)

音数から季語をさがせる本

 



■6音の季語を置く場所

季語はそれぞれの音数ごとに、置きやすい場所がある

その場所をあらかじめ知っておくと、俳句を作る過程がずいぶん楽になる

 

 

 

6音の季語を使う場合は

① 上五・下五に置く

②「季語(6音)」+「助詞」にして、中七に置く

と作りやすい

 

 

 

 

具体的にはこんな感じ

 

① 上五・下五に置く

 

このような例句がある

 

一輪草 谷の奥まで 日が届く

青鬼灯 文明という 自転車過ぐ

派遣切り 鉢売りされる 青鬼灯

 

 

6音の季語が名詞で、それが上五・下五に置かれた場合

実際には字余りなのだけれど、5音の季語と同じ感覚で読むという、暗黙の了解がある

 

 

最初の句で、説明すると

一輪草 谷の奥まで 日が届く」の季語「一輪草(いちりんそう)」は

「いちりんそ/う」と5音では切らずに「いちりんそう/」と読み終わってから軽く切るということ

 

 

なので、6音の季語を使う場合は、字余りを気にせずに、上五・下五に置いてしまおう

 

 

上五・下五が決まってしまえば、残り12音の一文を考えることに集中すればいいだけとなる

 

 

リズムを意識する所も2カ所ではなく、1カ所になる

一輪草 / 〇〇〇〇〇〇〇  〇〇〇〇〇

               ↑

  上五は決まってしまったので、後ろのリズムを意識するだけでいい

 

 

 

 

 

 

②「季語(6音)」+「助詞」にして、中七に置く

 

 

赤丸部分が季語で、そこに助詞を付けるといい

〇〇〇〇〇 / +(て・を・に・は) / 〇〇〇〇〇

そうすると、ピッタリ7音に収まる

 

 

例句にはこのようなものがある

 

山の日は 一輪草に 届かざる

 

 

 

 

〇〇〇〇〇 / 一輪草に / 〇〇〇〇〇

 

「季語(6音)」+「助詞」の中七が出来たら

次は「助詞に繋がる言葉」を考えてしまった方がいい

 

 

〇〇〇〇〇 / 一輪草に / 届かざる

             ↑

      このように、助詞につながる後半を作ってしまう

 

 

12音を作ってしまえば、その文章に合った残り5音を考えるだけで済むので、比較的楽だ

 

 

 

12音が出来てしまっているので、五七五のリズムを考える必要もなくなる

〇〇〇〇〇 / 一輪草に / 届かざる

      ↑      ↑

  ここのリズムは、考えなくていい

 

初心者は、俳句を作る時に、いきなり完成形を目指してしまう

しかし、句を完成させるためには、「季語を置く場所」「五七五のリズム」「十七音の文字数」「詠む内容」など色々なことを考えなくてはいけない

それらを全て考えながら、いきなり完成形を作ることは、俳句経験者だって難しい

 

 

経験者の場合は

無意識の中で、今説明したことをやってしまっているのだ

6音の季語を使う場合は、上五・下五に置くか、助詞を付けた7音にして中七に置いていることが多い

 

そうすることで、もう

「季語を置く場所」は考えなくていいし

「五七五のリズム」を意識する場所は激減する

「17音の文」よりもっと短い「単語」を考えるだけでよい

 

 

 

 

■まとめ

6音の季語を使う場合は

① 上五・下五に置く

②「季語(6音)」+「助詞」にして、中七に置く

そうするだけで、俳句は圧倒的に作りやすいのだ

 

 

 

■6音の季語の紹介

6音の季語の一覧を載せたので、その季語で俳句を作ってみよう

 

 

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6音

青木の花(あおきのはな)、通草の花(あけびのはな)、蘆の若葉(あしのわかば)、馬酔木の花(あしびのはな)、アスパラガス(あすぱらがす)、アズマイチゲ(あずまいちげ)、杏の花(あんずのはな)、苺の花(いちごのはな)、一輪草(いちりんそう)、鶯餅(うぐいすもち)、楓の花(かえでのはな)、垣繕ふ(かきつくろう)、春日祭(かすがまつり)、木五倍子の花(きぶしのはな)、炬燵塞ぐ(こたつふさぐ)、桜鰄(さくらうぐい)、樒の花(しきみのはな)、枝垂桜(しだれざくら)、しどみの花(しどみのはな)、スターリン忌(すたーりんき)、李の花(すもものはな)、先帝祭(せんていさい)、暖炉納む(だんろおさむ)、薺の花(なずなのはな)、乗込鮒(のっこみぶな)、花大根(はなだいこん)、花種蒔く(はなだねまく)、花盗人(はなぬすびと)、孕雀(はらみすずめ)、春一番(はるいちばん)、春大雪(はるおおゆき)、春大根(はるだいこん)、春の霰(はるのあられ)、春の入江(はるのいりえ)、春の落葉(はるのおちば)、春の霙(はるのみぞれ)、春竜胆(はるりんどう)、彼岸桜(ひがんざくら)、一人静(ひとりしずか)、二人静(ふたりしずか)、復活祭(ふっかつさい)、菠薐草(ほうれんそう)、防風摘む(ぼうふうつむ)、ボートレース(ぼーとれーす)、水草生ふ(みずくさおう)、壬生念仏(みぶねんぶつ)、ミモザの花(みもざのはな)、都踊(みやこおどり)、都忘れ(みやこわすれ)、葎若葉(むぐらわかば)、物種蒔く(ものだねまく)、桃の節句(もものせっく)、山吹草(やまぶきそう)、雪割草(ゆきわりそう)、山桜桃の花(ゆすらのはな)、林檎の花(りんごのはな)、勿忘草(わすれなぐさ)、磯巾着(いそぎんちゃく)、銀杏の花(いちょうのはな)、球根植う(きゅうこんうう)、山椒の芽(さんしょうのめ)、春分の日(しゅんぶんのひ)、二月礼者(にがつれいじゃ)、馬鈴薯植う(ばれいしょうう)、旧正月(きゅうしょうがつ)

6音

葵祭(あおいまつり)、青鬼灯(あおほほづき)、朝顔市(あさがおいち)、東踊(あずまおどり)、海酸漿(うみほおずき)、えぞにうの花(えぞにうの花)、花魁草(おいらんそう)、楝の花(おうちのはな)、踊子草(おどりこそう)、お花畑(おはなばたけ)、お化け屋敷(おばけやしき)、海水浴(かいすいよく)、蚊帳吊草(かやつりぐさ)、胡瓜の花(きうりのはな)、祇園祭(ぎおんまつり)、草孵蝣(くさかげろう)、胡桃の花(くるみのはな)、グラジオラス(ぐらじおらす)、月下美人(げっかびじん)、米搗虫(こめつきむし)、石榴の花(ざくろのはな)、森林浴(しんりんよく)、千日草(せんにちそう)、筍飯(たけのこめし)、筑摩祭(つくままつり)、石花菜採る(てんぐさとる)、天道虫(てんとうむし)、梯梧の花(でいごのはな)、海桐の花(とべらのはな)、土用鰻(どよううなぎ)、土用蜆(どようしじみ)、夏座蒲団(なつざぶとん)、夏大根(なつだいこん)、夏手袋(なつてぶくろ)、日日草(にちにちそう)、ハイビスカス(はいびすかす)、蠅虎(はえとりぐも)、蓮の浮葉(はすのうきは)、花橘(はなたちばな)、浜豌豆(はまえんどう)、浜昼顔(はまひるがお)、浜防風(はまぼうふう)、パイナップル(ぱいなっぷる)、冷索麺(ひやそうめん)、仏法僧(ぶっぽうそう)、糸瓜の花(へちまのはな)、鬼灯市(ほおずきいち)、蛍袋(ほたるぶくろ)、松葉牡丹(まつばぼたん)、万太郎忌(まんたろうき)、蜜柑の花(みかんのはな)、水機関(みずからくり)、水木の花(みずきのはな)、水鉄砲(みずてっぽう)、水羊羹(みずようかん)、三船祭(みふねまつり)、麦の黒穂(むぎのくろほ)、矢車菊(やぐるまぎく)、山桜桃の実(やまもものみ)、山葵の花(わさびのはな)、青山椒(あおさんしょう)、浮人形(うきにんぎょう)、槐の花(えんじゅのはな)、南瓜の花(かぼちゃのはな)、干瓢剥く(かんぴょうむく)、カーネーション(かーねーしょん)、鏡太郎忌(きょうたろうき)、夾竹桃(きょうちくとう)、牛馬冷す(ぎゅうばひやす)、葛饅頭(くずまんじゅう)、三光鳥(さんこうちょう)、三光鳥(さんこうちょう)、山椒魚(さんしょううお)、三社祭(さんじゃまつり)、秋櫻子忌(しゅうおうしき)、慈悲心鳥(じひしんちょう)、芭蕉の花(ばしょうのはな)、百日草(ひゃくにちそう)、冷し中華(ひやしちゅうか)、辣韮漬(らっきょうづけ)、竜舌蘭(りゅうぜつらん)、暑中見舞(しょちゅうみまい)、武者人形(むしゃにんぎょう)

6音

秋の蛍(あきのほたる)、温め酒(あたためざけ)、隠元豆(いんげんまめ)、鬱金の花(うこんのはな)、漆紅葉(うるしもみじ)、運動会(うんどうかい)、狗尾草(えのころぐさ)、白粉花(おしろいばな)、臭木の花(くさぎのはな)、梔子の実(くちなしのみ)、敬老の日(けいろうのひ)、桜紅葉(さくらもみじ)、時代祭(じだいまつり)、硯洗(すずりあらい)、雑木紅葉(ぞうきもみじ)、体育の日(たいいくのひ)、立待月(たちまちづき)、煙草の花(たばこのはな)、燕帰る(つばめかえる)、釣瓶落し(つるべおとし)、玉蜀黍(とうもろこし)、南天の実(なんてんのみ)、白膠木紅葉(ぬるでもみじ)、美男葛(びなんかづら)、更待月(ふけまちづき)、臥待月(ふしまちづき)、風炉の名残(ふろのなごり)、べつたら市(べったらいち)、弁慶草(べんけいそう)、牡丹根分(ぼたんねわけ)、真菰の馬(まこものうま)、真菰の花(まこものはな)、木天蓼の実(またたびのみ)、松茸飯(まつたけめし)、松虫草(まつむしそう)、山梨の実(やまなしのみ)、夕顔の実(ゆうがおのみ)、銀杏黄葉(いちょうもみじ)、菊人形(きくにんぎょう)、芸術祭(げいじゅつさい)、珊瑚樹の実(さんごじゅのみ)、山椒売(さんしょううり)、山椒の実(さんしょうのみ)、秋海棠(しゅうかいどう)、秋分の日(しゅうぶんのひ)、障子洗う(しょうじあらう)、二百十日(にひゃくとおか)、百八燈(ひゃくはちとう)、盆狂言(ぼんきょうげん)、茗荷の花(みょうがのはな)

6音

アロエの花(あろえのはな)、鮟鱇鍋(あんこうなべ)、潤目鰯(うるめいわし)、門松立つ(かどまつたつ)、枯蟷螂(かれとうろう)、寒念仏(かんねんぶつ)、降誕祭(こうたんさい)、御用納(ごようおさめ)、三平汁(さんぺいじる)、神農祭(しんのうさい)、大根引(だいこんひき)、大根干す(だいこんほす)、電気毛布(でんきもうふ)、名の草枯る(なのくさかる)、のっぺい汁(のっぺいじる)、羽子板市(はごいたいち)、柊挿す(ひひらぎさす)、鞴祭(ふいごまつり)、冬暖か(ふゆあたたか)、碧梧桐忌(へきごとうき)、報恩講(ほうおんこう)、防雪林(ぼうせつりん)、牡丹焚火(ぼたんたきび)、ポインセチア(ぽいんせちあ)、八手の花(やつでのはな)、銀杏落葉(いちょうおちば)、蒟蒻掘る(こんにゃくほる)、十一月(じゅういちがつ)

新年

6音

馬騎初(うまのりぞめ)、恵方詣(えほうまいり)、白朮詣(おけらまいり)、鏡開(かがみびらき)、飾納(かざりおさめ)、稽古始(けいこはじめ)、御用始(ごようはじめ)、仕事始(しごとはじめ)、新年会(しんねんかい)、成人の日(せいじんのひ)、ちやつきらこ(ちやつきらこ)、十日戎(とおかえびす)、野老飾る(ところかざる)、歳徳神(としとくじん)、七種粥(ななくさがゆ)、七草爪(ななくさづめ)、初商(はつあきない)、初鴬(はつうぐいす)、初観音(はつかんのん)、初金毘羅(はつこんぴら)、初東雲(はつしののめ)、初天神(はつてんじん)、初弁天(はつべんてん)、花びら餅(はなびらもち)、女正月(おんなしょがつ)、切山椒(きりざんしょう)、講書始(こうしょはじめ)、上元の日(じょうげんのひ)、投扇興(とうせんきょう)、繞道祭(にょうどうさい)、初勤行(はつごんぎょう)

■ほかの音数の季語の置く場所(記事リンク)

■音数から季語をさがせる本

12,500語の季語を、音数順に並べた本があります

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