俳句の直し方

俳句の直し方

俳句の直すべき場所はこの一か所。俳句添削極意!

自分の俳句作品にたいして手直しをすることがあると思います。このとき、575のどこを手直しをするべきか、どこは触ってはいけないか、を紹介します。
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俳句の語尾に「もし」を付けるだけで、良くなる件

初心者でもできる、俳句の簡単な直し方を紹介します。ある言葉を「もし」に変えるだけで、劇的に俳句が良くなるので紹介します。
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俳句で推敲をするときは、一番言いたいことが何かを忘れないこと

推敲で語順を変えるとき、句の中心を意識せずにこねくり回してしまうと、句の中心が別のものになって、自分の一番言いたかったこととは違う句になってしまうことがあるので注意しよう例えば次の句晩秋を落ちる夕日の速さかなこういう句を作ったとき、自分は一...
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「何をどうする」の文は助詞を変えよう

「何をどうする」の一文は、助詞の「を」を「が」に変えられないか考えてみよう餅を食う → 餅が口の中蝶を捕まえる → 蝶が網の中水をすくう → 水が手の上月を見上げる → 月が真上に「何をどうする」の一文が入ると、説明的な俳句になりやすい助詞...
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俳句での省略は、助詞の「が・を」がやり易い

俳句で一音を省略したい場合は、助詞の「が」「を」を省略できないか確認しよう助詞は「が、を、の、に、へ、と、より」など色々あるが「が」「を」は省略しても意味は通じることが多い例を見てみよう鳥が飛ばず  →  鳥飛ばず浜が暮れる  →  浜暮れ...
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俳句で散文表現をギュッと縮める方法

長い散文のような表現になってしまったときは「主語+名詞」だけで納めることができないか確認しよう「風花が舞う広い空」というような文であれば、「風花の空」とまとめてしまえばすっきりするし、余った音数で別のことが言える「主語+名詞」を意識して、文...
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俳句では、下五の「~ゆく」は削ったほうが良い

下五でよく「過ゆく」や「走りゆく」などのように「~ゆく」を使った俳句が見られますが、「~ゆく」が絶対に必要でない限り、思い切って削りましょう なぜ削るのか、ですが 多くの場合「~ゆく」など無くても意味は通じるからです 「過ゆく」や「走りゆく...
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俳句での形容詞の直し方

俳句では形容詞をなるべく使わない方が良いと言われる 大きな理由は「形容詞は心情を表す主観」だから 美しい、悲しい、儚い これらの形容詞は、どれも主観だ 桜が散るのを見て、いくら「私は悲しかった」と言っても 聞いた人は「そうでしたか」としか言...
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「・・・だから」俳句を直す方法

俳句では「・・・だから」という表現は控えた方が良いと言われる ○○ だから △△ した という形だ 「だから俳句」などとも言われるが、このようなものは俳句というよりも、ただの説明や報告となってしまう ただ、さすがに俳句の中で「・・・だから」...
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「何を・どうしたら・どうなった」から俳句に直す方法

説明文のひとつ 「何を  どうしたら  どうなった」 を少し手直しするだけで、俳句になります このブログを読んでいる人も、一緒にやってみましょう まず、「何を どうしたら どうなった」の一文を書きます 例えばこんな感じ ① ナデシコを  摘...