俳句で注意をしたい言葉・季語

俳句で注意をしたい言葉・季語

季語の「月の水」の意味が・・・

「俳句季語よみかた辞典」には「月の水」という秋の天文の季語が紹介されています 1) 意味は「月かげを、水の泡に見立てたもの」 「月の水」と言われれば、一般的には月に存在する水(地表の氷)を想像しますが 月かげ(月の光)のことのようです ただ...
俳句で注意をしたい言葉・季語

季語の「歳暮祝」は正しい?

「歳暮」という冬の季語があります この関連季語に「歳暮の礼、歳暮祝」を紹介している本があります 1.2.3.4) 意味は、世話になった人に年末に贈り物をすること 世話になった人に年末に贈り物をすることを 「歳暮」「歳暮の礼」とは言いますが、...
俳句で注意をしたい言葉・季語

季語「雁の涙」の問題点

「雁の涙(かりのなみだ)」という秋の季語があります 日外アソシエーツ「俳句季語よみかた辞典」で紹介されています 1) 意味は、露を雁の涙に例えたもの このような比喩は昔から使われていて、『万葉集』でも見ることができます 鳴きわたる雁の涙や落...
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七十二候の一つ「半夏生、半夏生ず」の読み方の謎・・

七十二候の一つに「半夏生」がありますが、本によって3種類の表記に分かれます 「半夏生(はんげしょう)」「半夏生(はんげしょうず)」「半夏生ず(はんげしょうず)」です 次の本は「半夏生(はんげしょう)」と書いています 百科事典マイペディア ブ...
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季語の、斑雪凍つ(はだらいつ)は正しいの?

「俳句季語よみかた辞典」に「斑雪凍つ」という季語が紹介されています 1) 意味は、まだらに積った春雪の情景、とあります この季語ですが、次の3つの理由で、季語に慣れていない人が使うのは難しいと思います 1 季語自体が季重なり 2 重なった季...