俳句では
「~始める」「~始む」
「~初める」「~初む」
という言葉がよく使われます
皆さんも一度くらいは使ったことがあると思います
この「~始める」「~初める」を含む言葉の中には
「見始める」「見初める」があります
読み方は、見始める(みはじめる)、見初める(みそめる)です
「見始める」「見初める」は似たような言葉に見えますが
意味は全然違うので気を付けてください
「見始める」は、見るのを開始すること
「見初める」は、異性を一目見て好きになること
なぜこんなことを記事にしたのかですが
新年の季語には「始」と「初」が多く使われます
「初商」の季語一つでも、関連季語が「商始、売初、初売」などあります
「初商、商始、売初、初売」
このように「始」と「初」が入り混じっていると
反対に書いてしまうことがあります
「始める」と「初める」を反対に書いてしまうこともあります
反対に書いたとき、「見始める」「見初める」に関して言うと
全く別の意味になってしまうので、注意の意味で記事にしました
「同じ読みで違う意味のことば」を確認できる本
漢字を使うときにふと迷うときがあります
そういうときに、ぱっと正しい言葉を調べることができます
例文も載っているため、間違わずに言葉を選ぶことができます