文法の間違い、俳句に多い「涼しかり」

 

俳句作品を見ていると、次の句のように「涼しかり」で終わっている句を見かけます

 

こんこんと水のながれて涼しかり

 

活用表を見ると、「涼しかり」は連用形だし、使い方は正しいのでは?と思ってしまいますが

この使い方は間違っています

 

種 類

例 語

未然形

連用形

終止形

連体形

已然形

命令形

シク活用

涼し

(-しく)

-しく

-し

-しき

-しけれ

-しかれ

-しから

-しかり

-しかる

 

シク活用やク活用などは、活用が二段表示されています

この場合、下段は「補助活用」と呼ばれるもので、その後に助詞がつながる場合に使われる活用です

つまり、「涼しかりけり」のように使うということです

 

例句のように連用形で句が終わる場合は、「涼しく」で終わります

 

音数を合わせるために、補助活用を使ってしまっているケースを見かけますが、注意をしたいところです






俳句作りにお勧めの本

俳句作りで文法の基礎を勉強するのに、おすすめの本です
基礎をしっかりと学べるので、間違った言葉の使い方がなくなりますし
表現したい言葉を、古語に直して使えるようになります

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