俳句作りのポイント

俳句を作る

季語が、季語にならないことがある

せっかく俳句で季語を使ったつもりなのに、その季語が季語になっていない事があります 例えば 「雪」という季語がありますが 「雪」をそのまま使えば季語になるのですが 絵に描かれた雪を詠みたくて、俳句の中で「雪の絵」というように使った場合、それは...
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形容詞は一度消してみましょう

「悲しい」「寂しい」「美しい」などの形容詞を使った場合は、その形容詞を消してみましょう 消した方が、さっぱりした良い句になることがあります 例えば 「祭髪微かに湿る娘美しき」 ここでの美しきはバッサリ捨てます 「祭髪微かに湿りたる少女」 作...
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俳句はシンプルが一番

俳句を作っても、なかなかうまくできない 人に見てもらうと、「何を言っているのか分からない」 「あなたの句はごちゃごちゃしている」と言われてしまう そのように悩んでいる人は沢山います ここでは、あなたの俳句がごちゃごちゃしてしまう原因を解明し...
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初心者は俳句に季語を入れた方が良い理由

俳句をやっていると季語を入れるべきか(有季) 入れなくても良いのか(無季)という話がでます 有季でも無季でも良い句は良いので、どちらでも良いと思いますが 俳句を始めたばかりの人は、できれば有季で作った方が良いと思います 季語が入っていると、...
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俳句は、季語を置く場所で雰囲気は変わる

季語を置く場所を工夫することで、俳句の雰囲気というのは大きく変わります ここでは、季語を上五に置いた時と、下五に置いた時の違いを説明します ■ 季語を上五に置く まず季語を上五に置いた時に、俳句に与える効果ですが 上五に季語をおくと、最初に...
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俳句表現のひとつ「倒置法」について

俳句の表現方法の一つとして、倒置法があります 倒置法というのは、文節を普通の順序とは逆にする表現方法です 燕はどこへ行くのか → どこへ行くのか、燕は(倒置法) 早く書きなさい   → 書きなさい、早く  (倒置法) 倒置法は、小説を書く作...
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俳句では「思い込みを裏切る」表現を意識しよう

俳句を作る時、どうしても思い込みで作ってしまいがちです桜 → 儚い雲 → 白い太陽 → 眩しい世間一般で言われていることを、そのまま疑わずに俳句の中で使ってしまうのですがそれでは、「誰もが言っている俳句」「皆と同じ俳句」から、いつまでたって...
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俳句で「一物仕立て」を作るポイント

俳句を始めたばかりの人は、必ず一度くらいは先輩方から 「初心者の内は一物仕立てを作るのはやめた方がいい」と言われると思います 一物仕立てと言うのは、ある対象物を十七音で一気に詠んでしまうことです 例えば、桜の散り方に感動をしたのなら 桜の散...
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「切り口の独創性」は「新しい発見」のこと

俳句で大切なのは、「切り口の独創性」と言われます 切り口の独創性というと 人がびっくりするような物事を探さなければいけないの? 難しい言葉を使った方がいいの? 皆がはっとするような、言い回しを探した方がいいの? などと、思う人もいると思いま...
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「俳句は具体的に詠む」の意味

俳句を作るときに「具体的に詠みなさい」と、注意されるときがあります 自分としては具体的に詠んでいるつもりでも、先輩方から見ると「具体的」ではないのです このような注意が繰り返されると、初心者は 「では、どうすれば具体的な俳句になるの?」と困...