俳句の直し方

俳句の直し方

「何をどうする」の文は助詞を変えよう

「何をどうする」の一文は、助詞の「を」を「が」に変えられないか考えてみよう餅を食う → 餅が口の中蝶を捕まえる → 蝶が網の中水をすくう → 水が手の上月を見上げる → 月が真上に「何をどうする」の一文が入ると、説明的な俳句になりやすい助詞...
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俳句での省略は、助詞の「が・を」がやり易い

俳句で一音を省略したい場合は、助詞の「が」「を」を省略できないか確認しよう助詞は「が、を、の、に、へ、と、より」など色々あるが「が」「を」は省略しても意味は通じることが多い例を見てみよう鳥が飛ばず  →  鳥飛ばず浜が暮れる  →  浜暮れ...
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俳句で散文表現をギュッと縮める方法

長い散文のような表現になってしまったときは「主語+名詞」だけで納めることができないか確認しよう「風花が舞う広い空」というような文であれば、「風花の空」とまとめてしまえばすっきりするし、余った音数で別のことが言える「主語+名詞」を意識して、文...
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原因と結果の俳句を直す方法

俳句を作っていると、原因と結果の散文になってしまうことがよくある次の俳句は、原因と結果の典型的な例アジサイが 雨粒まとい 輝けり      (原因) (結果)もしこのように、原因と結果の俳句になってしまったら①「結果」を消す②「結果」の代わ...
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作った俳句の単語を反対語にする

俳句を作ったときに、俳句で使われている語の、反対語でも俳句を作ってみると、普段とは違う視点の俳句ができることがある秋の雲 空を広々 走り抜けこのような俳句を作った場合「空を地に変えて、俳句を作ってみる」「広々を狭くに変えて、俳句を作ってみる...