俳句を作る

俳句の疑問(作り方)

俳句では動植物をカタカナで書いてはいけないの?

俳句では動植物をカタカナでは書きません例えば、「兎」を「ウサギ」とは書きません 俳句を始めて間もない時期では、難しい漢字を書くより、カタカナ表記の方が鑑賞者にも優しいのでは?と思うこともあります「蜥蜴(とかげ)」「翡翠(かわせみ)」「水鶏(...
俳句の疑問(作り方)

季語を上五に置くか、下五に置くかの効果の違いは?

俳句を作っていると、季語を上五に置くか下五に置くか迷うことがあります 置く場所によって次の効果があります 【上五に季語を置く】 いち早く読者に季語が提示されるので 読者は〇〇についての句なのだと理解した状態で読め進められます そのため、句が...
俳句の疑問(作り方)

俳句の描写にはどんな方法があるの?

一口に描写といっても、描写は広義の意味であって狭義では「人物描写」「心理描写」など色々な「描写」が存在します 漠然と描写をしなければ、と思うのではなく この句では「人物描写」、この句では「心理描写」をしよう、と細かく設定することで より自分...
俳句の疑問(作り方)

俳句での描写のメリットとデメリットとは?

俳句では色々な先輩から「描写をしましょう」と指導を受けます このように言われ続けると、描写は絶対無二の表現方法のように思ってしまいますが 描写にもデメリットはありますので、理解をしておきましょう 描写のメリットとデメリット メリット 描写は...
俳句の疑問(作り方)

俳句で「美しい」「可憐」という言葉を何故つかわない方がいいの?

俳句では、「美しい」「可憐」「儚い」といった形容詞は使わないほうが良いと言われます 理由はいろいろあるのですが、本多勝一さんの言葉が、一つのヒントになると思いますので、紹介します。 菫の花を見ると、「可憐だ」と私たちは感ずる。それはそういう...
俳句の疑問(作り方)

俳句で擬人化はいけないの?

俳句では擬人化や比喩が嫌われる傾向があります嫌われる理由の一つですが、擬人化や比喩というのは、あくまでもその人の主観的な表現になる、と言うことがあげられます蛙が寂しく鳴いている雲が綿あめのようだなどの表現は、良く考えてみると、作者だけの主観...
俳句の疑問(作り方)

「参る・詣る・参詣・参拝」などの違い

「参る」は、お寺をお参りすること。「詣る」は、神社をお詣りすること。「参宮」は、神社(主に伊勢神宮)へ参詣すること。ほか「参詣」「参拝」などの意味を表にまとめています。
俳句の疑問(作り方)

悪い俳句ってなに?

悪い俳句を紹介する前に、まず良い俳句の条件を挙げてみます 読み手の視点に立つと、以下の3つの要素を満たしている俳句は、読んでいて心地が良いといえます ・読みやすい:つまずくことなく流れるように読み進められる ・分かりやすい:一度読んだだけで...
俳句の疑問(作り方)

俳句の多作多捨とは?

多作多捨の読み方は「たさくたしゃ」です 俳句の世界でよく使われる言葉です 俳句の上達のためには、作品を多く作り、駄作はどんどん捨てましょうという意味です 波多野 爽波(はたの そうは)は多作多捨を身上とした一人です 現在、多作多捨の必要性は...
俳句の疑問(作り方)

俳句で形容詞は、なぜダメだと言われるの?

俳句では形容詞を使わない方が良いと言われます 形容詞はおおむね「い」で終わる言葉で、「面白い」「白い」などがあります 「おもしろい本」「白い紙」といったように使われ ある物の性質や状態などをくわしく説明します このように、形容詞は物の説明を...