「爽やか」と子季語の意味

爽やかは、秋の季語です
「爽やか」を歳時記で引くと、いろいろな子季語があるのが分かります
昔の人はそれぞれの違いを理解し、使い分けていました
俳句でも同じように、それぞれの季語の意味を理解して使えるようになると、さらに俳句の幅も広がるはずです
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爽やか(さわやか、さはやか)
爽やかとは、もともとはさらりと乾いた秋風が吹くことをいう
次にその風に包まれるときの感じをいうようになり、さらに秋のここちよい気分をいうようになった
爽気(そうき)
さわやかな空気
秋の涼気などにいう
すがすがしい気分
秋爽(しゅうそう)
秋の空気が澄明で気持ちのよいこと
さわやか
明けし(さやけし)、清けし(さやけし)
気候はさわやかで大気は清澄、万物は見た目にもはっきりしていて、あざやかなこと
明か(さやか)、清か(さやか)
さえて明るいさま
音・声がさえてよく聞こえるさま
爽やぐ(さやぐ)
さわやかになる
気分が晴れやかになる

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