木幡 忠文

俳句で注意をしたい言葉・季語

「咲かぬ」と「咲きぬ」は違う?

俳句の中では「咲かぬ」「咲きぬ」といった言葉が、頻繁に出てきますそれぞれの意味は違います 意味 構造 咲かぬ 咲かない 「咲く」の未然形「咲か」       + 打消しの「ず」の連体形「ぬ」 咲きぬ 咲いた 「咲く」の連用形「咲き」    ...
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「とき」と「時」の使い分けは?

「とき」と「時」の表記の使い分けは、次のようになります「とき」場面や状況などを表す場合に使う例:「ケガをしたときは~」「急ぐときは~」「時」時間や時期などを表す場合に使う例:「今が買い時」「時の権力者」それでも、どちらを使えばよいのか迷った...
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「来(こ)ぬ」と「来(き)ぬ」の違い

俳句で使われる「来ぬ」は、読み方によって意味が変わります 「来(こ)ぬ」は来ない 「来(き)ぬ」は来たです 意味 構造 来(こ)ぬ 来ない 「来」の未然形「来(こ)」に、打消しの「ず」の連体形「ぬ」がついたもの 来(き)ぬ 来た 「来」の連...
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俳句の「出づ」の意味を徹底解説!

俳句で使われる「出づ」ですが、間違った使い方が多くみられます。「出づ(いづ)」「出(づ)」「出る(でる)」「出ず(いず)」など、似た言葉がたくさんあるため、仕方がないとも言えます。ここでは、「出づ」意味、読み方、活用、間違えやすい使い方など、徹底的に説明します。
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「日影」と「日陰」の違い

「日影」と「日陰」は、それぞれ意味が違います「日影」は、日の光「日陰」は、物陰になって日の当たらないところ、です「影」そのものの意味には「光源と反対側にできる黒い像」のほかに、「日・月・星・灯火などの光」などの意味がありますですので「日影」...
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「暖かい」「温かい」の違い

「暖かい」「温かい」の違いですが「暖かい」は、気温や気候のさまを表す際に使われます「暖かい朝」「暖かい室内」「温かい」は、物の温度や体温のさまを表す際に使われます「温かい食べ物」「温かい人柄」 間違えやすい言葉について書かれた本 俳句作りで...
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「樹影」と「樹陰」の違い

「樹影(じゅえい)」と「樹陰(じゅいん)」は、それぞれ意味が違います「樹影」は、樹木が作るかげ(黒い像)を指しますが「樹陰」は、樹木のつくる日陰(光の当たらない場所)を指しますですので、俳句で「樹影」というと、「かげ」の像や形を注目した表現...
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「できる」「出来る」はどちらで表記すればいい?

「できる」と「出来る」の意味は同じです一般的には、平仮名で「できる」と書きます漢字でも「出来る」とは書きますが、「出来」を使うのは名詞や複合語(二つ以上の単語が合した語)のとき、と使い分けがされていることが多いようです例えば「出来過ぎ」「出...
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えっ、そうなの?「答える・応える」の使い分け

読み方は同じだけれど、漢字の違う言葉に「答える・応える」があります。間違えた漢字を使わないように、それぞれの意味を記事では紹介しています。
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「おざなり」と「なおざり」の違い

「おざなり」と「なおざり」は、それぞれ意味が違います。「おざなり」は、その場の思い付きなどの適当な言い訳や発言をすること。「なおざり」は、いいかげんにしておくさま。あっさりしているさま。何となく似たような言葉ですが、意味は違いますので使う際...