俳句は名句を参考に作ると良い

 
 
良い句を作るには、名句を参考にするのが近道だ
名句を参考に俳句を作る方法を説明する
 
参考にする句

母が割る かすかながらも 林檎の音

 
 
参考にする句と同じように、主語と述語を作る

母が割る かすかながらも 林檎の音

 ↓

風が運ぶ

 
 
次に、「母が割る」は「林檎の音(季語)」に繋がっているので
「風が運ぶ」に繋がる季語を決める

母が割る かすかながらも 林檎の音

              ↓

風が運ぶ         桜の香

 
 
最後に「かすかながら」は「林檎の音」の修飾語なので
「桜の香」の修飾語を決める

母が割る かすかながらも 林檎の音

        ↓

風が運ぶ  儚きけれど 桜の香

 
このように手順を踏むことで
「母が割る かすかながらも 林檎の音」をいう俳句から
「風運ぶ 儚きけれど 桜の香」という俳句を作ることができた
 
今回のように、名句を参考にして、何度も何度も作ってみよう
何度も作って、名句の構造を体にしみ込ませよう
 
 
 
 
 
 
 
 

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