俳句で「漢語」を使うか「和語」を使うか

 

わずか17音しかない俳句では、漢語を使うか和語を使うかで、一句の印象がガラッと変わりますので、句作の際には意識をするといいと思います

 

漢語と和語の違いは、おおむねこのような感じです

 

漢語

和語

中国からはいってきた読み方

昔からの日本語

それだけでは意味がわからない

それだけで意味がわかる

音読み

(辞書などでは音読みはカタカナで書かれている場合が多い)

訓読み

(辞書などでは訓読みはひらがなで書かれている場合が多い)

例)

水(スイ)、見(ケン)、大(ダイ)

例)

水(みず)、見(み)る、大(おお)きい

例)

色紙(シキシ)、風車(フウシャ)、生物(セイブツ)

例)

色紙(いろがみ)、風車(かざぐるま)、生物(なまもの)

 

 

漢語で作られた俳句はビシッと引き締まった感じを読者に与えます

和語で作られた俳句はやわかい印象を与えます

 

句の内容に合わせて、「漢語」と「和語」を入れ替えることも、時には有効です

 

 

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