小学校低学年で俳句を始めるといい理由

一歩を踏み出そう
芭蕉ねこ
芭蕉ねこ

俳句をやると、自然をよく見る力が育つよ!

みんなは、花や木、虫や鳥たちがどんな風に見えるかな?学校では、国語や理科の授業で「花とは何か」を教えてもらうけれど、俳句を作るともっと面白い発見があるんだよ。俳句は、季節や自然をテーマにした言葉の遊び。夏に咲く花や、秋に落ちる葉っぱ、冬の雪、春の風…自然の一瞬を言葉にするんだ。

例えば、夏に咲く花について俳句を詠むと、同じ「花」でもたくさんの種類があることに気づくよ。ひまわり、あさがお、ゆり…。それぞれの花には、違った色や形、香りがあって、それを俳句にすることで、もっと自然が好きになるんだ。
そして、俳句を詠んだあと、実際にその花を見に行くと、「あっ、この花だ!」と感じて、もっと自然に興味を持つようになるよ。

言葉が上手に使えるようになる!

俳句は、たった17音で作る小さな詩だよ。
短い言葉で気持ちを表現するからこそ、たくさんの言葉に出会うことができるんだ。例えば「くる」という言葉。これは「来る」とも書けるし、「繰る」や「刳る」とも書けるよ。同じ音でも意味が違う言葉を知ることで、言葉の使い方がどんどん上手になっていくんだ。

俳句を読むと、いろんな単語を覚えて、それをどんどん自分の言葉として使えるようになるよ。学校での勉強でも、言葉を上手に使えることはとても大事だから、俳句を通じて言葉の力をどんどん育てていこう!

話し言葉と書き言葉がしっかりわかるようになる!

みんなは、普段お友達や家族とおしゃべりをするとき、「話し言葉」を使っているよね。でも、学校でノートに書いたり、文章を読むときには「書き言葉」が必要になるんだ。この二つは少し違っていて、どちらもうまく使えるようになると、もっと楽しく文章を書いたり、話したりできるよ。

俳句は、話し言葉でも書き言葉でも、どちらで作っても良いんだけれど、話し言葉と書き言葉をごちゃごちゃに混ぜることはないんだ。それだから、俳句を作ったり読むことで、話し言葉と書き言葉の違いが自然と分かるようになるんだよ。

もっとたくさんの言葉を覚えられる!

みんなが俳句を始めると、学校の教科書には載っていない面白い言葉に出会えるよ。たとえば「月」という言葉ひとつをとっても、俳句には「朧月(おぼろづき)」や「寒月(かんげつ)」など、季節やその時の様子によっていろんな言い方があるんだ。それぞれの言葉には、ちょっとずつ違う意味や感じ方があって、それを知ると、もっと豊かに自然や季節を表現できるようになるんだよ。

俳句を作ったり、他の人の俳句を読むことで、これまで知らなかった言葉をたくさん覚えることができるんだ。それらの言葉は、普段の生活でも役に立つし、学校の勉強でもきっと役に立つよ!

まとめ

俳句は、小学生でも楽しめる楽しい言葉の遊びだよ。自然にもっと興味を持てるし、いろんな言葉を覚えられる。短い言葉で自分の気持ちを表現することで、言葉の使い方もどんどん上手になるんだ。

だから、ぜひ俳句を始めてみてね!自然のことをもっと知ったり、たくさんの新しい言葉に出会えるから、きっと毎日がもっと楽しくなるよ。

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