句会や俳句の集まりの席で、自分がまだ分からない部分について周りの人に質問するとき
必ず、質問を受けた人が「イエス・ノー」で答えられる内容にすること
この一点は絶対に意識したほうがいい
例えば、「未然形って何ですか?」という質問
これは「イエス・ノー」では答えられない
このような質問を受けた人は災難だ
「活用形の一つだよ」「これからの出来事を言うときに使う形だよ」などと、とりあえず答えはするが
心の中では
「この質問者が知りたいことは何なのか?」
「どこまで文法を理解していて、どこまで答えればいいのか?」
と困惑するばかりだ
「イエス・ノー」で答えられない質問というのは、質問の内容が曖昧なことが多く
質問を受けた人を困らせるのが常だ
質問は、必ず「イエス・ノー」で答えられる内容にすること
「未然形に「ぬ」が付くことはありますか?」
これなら、質問を受けた人は「イエス・ノー」で答えることができる
このような質問であれば、質問者のレベルも分かるため
「イエス・ノー」で答えた後に
「○○の場合に「ぬ」が付きますよ」という風に具体的にアドバイスを付け加えることもできる
だいたい、曖昧な質問をする人というのは、質問をする内容について整理できていないことが多い
自分自身が何を聞きたいのか?
自分は何を知っていて、何を知らないのか?
が整理できていないのだ
だから「イエス・ノー」で答えられる質問をすることは
具体的な答えを聞くためにも重要であるし
自分が理解できていない部分を整理するためにも重要なのだ
質問するときは必ず
質問を受けた人が「イエス・ノー」で答えられる内容にしよう
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