「俳句の大先生が言ったのだから正しい」はやめよう

句会、結社の集まり、俳句雑誌などの中で、様々な俳人が様々な意見を言っている

初心者はこのとき、「誰が言ったか」を重視してしまう傾向がある

「先生が言った」「大先輩が言った」

だから正しい

だから重要だ、と感じてしまう

しかし、重視すべきは「何を言ったか」である

例えば、有名な先生が季重なりは許されないと発言する

それを無条件で「先生が言ったのだから正しい」と信じるのではなく

季重なりが許されないのなら、なぜ先生は許されないと考えるのか

その根拠について、何を言うのか、何を言ったのかを重視したほうがいい

言っていることの“根拠”に意識を向けて聞くと、深い根拠を持った発言なのか、根拠のない発言なのかも分かるようになる

俳句歴が長くても内容のない意見を言う人はいるし

俳句歴が短くても鋭い意見を言う人はいる

だからこそ、「誰が言ったか」よりも「何を言ったか」を重視したい

 

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