「海女」と子季語の意味

 
 
日本には四季を感じさせる美しい言葉があります。俳句の世界では「季語」という名前で親しまれています。
ここでは、季語の一つ「海女」と、「海女」に関連する語(子季語)を紹介します。
歳時記にも子季語は紹介されてはいるのですが、言葉の意味までは書かれていないことがあります。
それぞれの言葉の微妙な違いを知ることで、句作の表現の幅が広がるはずです。

海女【あま】
 : 海に潜り貝類や海藻を採る女性漁師

磯人(いそじん)
 : あまの別称。磯にいる人ということから

かつぎ(かつぎ)
 : 昔は海女という言葉がなく、かつぎと言っていた

潜り(もぐり)
 : 水中にもぐること

海女の笛(あまのふえ)
 : 海女が海面に浮き上って息をととのえるときに洩れる口笛

磯なげき(いそなげき)
 : 海女が海面に浮き上って息をととのえるときに洩れる口笛

磯海女(いそあま)
 : 浅瀬に潜る海女

沖海女(おきあま)
 : 船を出して沖で潜る海女

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